ガンデウスでショアマサ

Angler: YOSHI
Field: Australia East Coast
Date: 09/2010
Fish: ヒラマサ
Bait: GUNDUCE 130 F
Color: 秋刀魚 (サンマ)
最初にこの魚に出会ったのは2年前、唸るドラグに青物のパワーとスピードを見せ付けられた。
岩に擦られながらも強引に寄せたはいいが、高い足場でのランディングに手こずっている間にフックアウト、フックは伸びていた。青銀色に黄色のラインが印象的だった。
その後少しの間通ってみるも、神出鬼没のヒラマサに遊んではもらえなかった。
そして、今年始め2度目のチャンスが訪れガンデウスでかけるも、手前の岩礁に持って行かれラインブレイク。
根に向かって恐ろしいほどの力で走るヒラマサの実力を思い知ると同時に足場が高く、岩礁が手前5m まであるショアから釣るショアマサの難しさを痛感させれた。
いつかは絶対に釣ってやる! と心に決め、天候が許す日はその岩場に通うが波飛沫をかぶるだけの日や岩に打ち付ける大きな波と音、水飛沫に肝が震え上がり釣り場を後にした事は何度もあった。
いままでの傾向や情報から潮、風向き、季節などのデータを元に釣れる可能性が高い日がついに来た。
天気は生憎の雨模様だったが潮と風向きは絶好。小雨が降る中岩場に立つ、たまに来る大きなウネリが一段とこの釣りをシビレるものにする。

ルアーは前回良型をヒットさせたガンデウスをチョイス。
足場が高いためガンデウスのジャークからのスプラッシュ。ユラユラ潜りアクションが作り辛いが、波間になんとか立つスプラッシュと小さなアクションで誘う。
釣り始めて1時間ほど経ち、ナブラ、鳥山も無い海がひろがっていた。日が昇り始め少し明るくなってきた。
ベイトの群れが入りヒラマサがいれば確実にガンデウスに出るという自信からルアーチェンジをする気はなかった。
潮がどんどん入ってくる、流れに乗せ少し強めのジャークを入れスプラッシュを上げて間を置いた瞬間、銀色の魚体が現れズボッ!と水面が割れた。テイラー(ブルーフィッシュ)か?と一瞬思ったが、一気に底根に突き進む豪快な引き・・・ヒラマサだ!
瞬時にドラグをガチガチに締め、ポンピングと狂ったように巻き続ける右手。一瞬の隙をつかれればアッという間に根に持っていかれる。もう無我夢中、魚のサイズや動きを見たりする余裕など無い。手前まで寄せ最大の難関である岩礁地帯に差し掛かる、一気に底へ突き進むヒラマサ、リーダーが岩に擦れるゴリゴリという感触が伝わってくるが、ひたすら巻き続けるとついに足元に浮かばすことに成功した。思い切ってブリ抜きし岩に横たわったのは66cm のヒラマサ。

別に騒ぐほどのサイズでは無い事は承知しているが、2年越し、過去の数々の苦い経験を味わってやっと手にしたショアマサに達成感で胸が一杯になった。
ヒラマサがいれば一気に水面まで惹きつけるスプラッシュと水中での揺れ、ショアマサのみならずオフショアでの活躍も期待できると思う。





















