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徳島県吉野川のサツキマス

サツキマス / Valantine 83 S / 雨子 (アマゴ) / 加地 武郎

Angler: 加地 武郎
Field: 徳島県 吉野川
Date: 05/2010

Fish: サツキマス

Bait: Valantine 83 S
Color: 雨子 (アマゴ)

例年この季節はどっぷりと鱒族にはまっている僕であります・・・。
2月からのサクラマスに始まり、4月からは地元吉野川でのサツキマスへのチャレンジが6月まで続きます。

連日眠たい眼をこすりながら昼間の仕事をこなしつつのアタックを繰り返しております。今回の釣行もいつも通り朝4時半からエントリーし、様々なルアーでローテーションをしてポイントを下りながら流して行きました。
脇からの流れ込みが本流とぶつかるポイントに差し掛かり深みにも隣接するポイントであることから、瀬肩の部分に活性の高いサツキマスが着いてることを想定し、装填したウェポンはバランタイン 83 S のアマゴカラー!このミノーは高活性の瀬に着いたサクラマスをダウンクロスで表層トゥイッチで誘って使うコンセプトのようです(社長違いますか?^^;)。

セオリー通りの使い方でもちろん問題ないのですが、僕は敢えてアップクロスにキャストしドリフトフォール & トゥイッチリフトで誘いながら流す。そしてU 字の最深部では流れが強烈に掛かるのでテンションを逃がすようにテンションフリーを少し織り交ぜながら、自分の下流に真縦になる位置までスローに持っていきます。
この縦のラインにルアーが入った瞬間に流れのヨレがルアーにイレギュラーなアクションを起こさせ、それまでジッとルアーを眺めてスリップストリームに入った(想像です・・・)ターゲットは居ても立ってもいられずゴンッ!ってな訳です。

サツキマス / Valantine 83 S / 雨子 (アマゴ)

今回もこのパターンでココ!と思うところでグン!とバイト。
フッキングもばっちり決まりグルングルンとサツキマスがローリングして抵抗します。しかしサイズはそれほどでもなくすんなり寄せることができ、ネットランディングで WIN!
ネットインした時にフロントフックがネットに掛かり、掛かっていたテールフックは外れてしまいましたがネットランディングではよくあることです。これがネットの外だと目も当てられないですが・・・。
採寸すると37cm と小型でしたが朱点も鮮やかな美しい魚体でした。

サツキマス / Valantine 83 S / 雨子 (アマゴ)

ただこのメソッドでバイトに持ち込んだ場合、ほとんどがテールフックのフッキングになり下流から寄せてのランディングになるためセカンドフッキングもあまり望めません。
トラウトにはあまりないモゾッとしたバイトが多く、フッキングを入れるとゴンゴンと首を振るという感じです。
バッチリアワセが入ったと感じたらある程度強引に、甘いと思えば慎重なランディングを心がけるといいと思います。

どうもサツキマスにはトゥイッチに反応する魚、ステディに反応する魚、イレギュラーなアクションに反応する魚など偏ったスイッチを持っていて、それにしか反応しにくいことがあるようにるように感じています。
実際、散々叩かれたポイントでもアングラーが変わると1投目で出ることがしばしばあり、それはルアーローテーションでは引き出せない個人のタックルであったり、ロッドアクションやリトリーブスピードのクセなどが関係していると思っています。
それが全てではありませんがひとつの大きな傾向ではないかと思います。
これが人より数多くのバイトを得るヒントとなるかどうかはア・ナ・タ次第ですよ~(^^)v

サツキマス / Valantine 83 S / 雨子 (アマゴ)


ボートサツキゲーム開幕

サツキマス / ブリストル 90 F / 真鰯 (マイワシ) / 水野和俊
Angler: 水野 和俊
Field: 三重県 長良川・揖斐川河口部
Date: 04/08/2009
Fish: サツキマス 32cm
Bait: BRISTOL 90 F Color: 真鰯 (マイワシ)

こんにちは、TEAM Style の水野和俊です。今回は3月中旬から三重県の木曽三川河口部で姿を見せるサツキマスにボートでチャレンジしてきました。

愛知県・三重県の県境に位置する木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)。三大河川の広大なフィールドで、まず最初のポイント木曽川河口部の人工的ストラクチャー、潮目等をパイロットルアーDCMで狙います。

しかしさすが希少種サツキマス。なかなか手強く、ノーバイト・ノーチェイス。朝マヅメの時間だったため、ランガンでポイント移動。

次は長良川、揖斐川河口部のこちらも人工的ストラクチャー、潮目をDCMでサーチすることに。ボートを流しながらキャストを繰り返しているとチェイス! が、バイトせず…。

しかしサツキマスが姿を現したことで船内は大興奮。キャストにも力が入ります。ちらほらチェイスはあるものの、バイトまではいたらず。試行錯誤し、レンジを少し上げることに。

ここでセレクトしたのは、ブリストル 90F。このセレクトが見事的中、数投目でバイト! 慎重にファイトし緊張のランディング、「ヤッター!」とつい叫んでしまいました。

32cmと、少し小ぶりながらも元気の良い銀ピカの個体。ボートのデッキを水で流し船中へ。魚体に添える手を水で冷やし撮影もスムーズに行いリリース。

DCM&ブリストルが良い仕事をしてくれたので、今年もサツキマスと出会えることができました。皆さんも是非お試しあれ。きっと手助けしてくれるアイテムになると思います。

サツキマス / ブリストル 90 F / 真鰯 (マイワシ)

米代川でシェイクダウンテスト

秋田県 米代川本流のサクラマス、サツキマス専用に開発しているBRISTOL。多くのユーザー様、ショップ様から「もうシーズン終わっちゃうよ~」とお叱りのメール、お電話を頂いておりますが、やはり手にとって頂いたアングラーの皆様に、納得の頂けるルアーを作らなければならないと、何度も葛藤を繰り返してきました。

開発をスタートしたのが3年前。圧倒的な飛距離、魚がバイトする今までにないアクション、強い流れにも飛び出さない安定性、ダウンでも体に負担が掛からない引き抵抗・・・・・相反する全ての要素をバランスよくまとめた理想の本流ミノー。それがBRISTOLです。

「ここまで来れば販売してもいいかな? 」その瞬間は3度ありました。しかし、OKを出す直前になって細かな部分や安定性に不安があり、また振り出しに戻るという具合でした。ギリギリのところでバランスを保っている設定だけに、少し変更すれば全てが変わります。ちょっとの変更は全てをやり直すことになるのです。

その後戻りは大きな力を必要としますし費やしてきた時間を考えると正直迷います。どんなルアーでも「これで完璧」というのは、なかなかないのですが、自分自身が長時間安心して使える本流ミノーを必要としていますし、やはり現在市販されている商品を超えるルアーを作らなければ開発の意味がありません。

3度目のリセットは西村師匠のアクションへの指摘でした。「かなり完璧に近づいたけど、ちょっとアクションが大き過ぎるんだよな・・・これは俺の好みの問題だけどね。使えるものには仕上がったけど、他のルアーを退けてまで使おうと思う魅力に欠けるって感じだね」自分が出したいアクションに到達していたため、このご意見にはショックでしたが、やはり世界中で、日本全国で、サクラマスやサツキマスを誰よりもミノーイングで仕留めてきた師匠の言葉は重い。自分も頭を切り替え、西村師匠のリクエストにお答えするため、再びチューニングを重ねました。

BRISTOL / ブリストル

ある日、ちょっとした閃きがあって試したところ大きな発見がありました。それはリップに関わるところなんですが、その改造が功を奏し理想のバランスが実現。今までの不安要素を一気に解消するプロトがようやく完成しました。こうなれば実釣テスト、というわけで解禁したばかりの秋田県は米代川までテストに行ってきました。

土曜日の午後に出発し、日曜日の朝一番から釣りを開始。しかし3日ほど前に降った大雨で米代川は増水と濁り・・・解禁日に訪れていた西村師匠からも状況が良くないことは聞いていたのですが、これほどとは・・・解禁から2回目の日曜日にも関わらず、人はまばら。とりあえずは、一つ目のポイントに入り実釣を開始しました。

米代川はご存知の通り、下流域はかなり川幅も広く、使用するルアーには飛距離が求められるフィールドです。アイマさんから発売されているファリーナ90Sは米代でも人気が高いそうですが、飛距離に関してはこのルアーに適うものがないと言われるほどの優れモノです。アクションに関してはバスデイさんから今年リリースされたSG。これはなかなかトータル的にバランスの良いミノーです。

BRISTOLの開発がスタートして以降、すでにこのような素晴らしいミノーが次々にリリースされていますが、特に大河川で必要となる飛距離は欠かすことのできない要素になります。実際、増水した中でも、もちろん場所にもよりますが、対岸の流心を攻める場合においてストレス無くぶっ飛びます。DCMやヴィクトリアも重量に比べると飛距離の出るルアーですが、BRISTOLはそれを完全に超越しています。

BRISTOL / ブリストル

スペックを申しますと、長さが90mm、重量は11gのシンキングミノーで、1号のPEラインに12lb~16lbのショックリーダーを使用し、80cm~1mくらいのレンジを泳いでくるイメージでしょうか。他社さんのミノーと比較しても飛距離では劣らないレベルにあると思いますし、ダウンでの安定性、引き抵抗の軽さは完璧に近いと思います。

肝心のアクションですが、大きめのウォブリングを少しロールの方向に転換し、西村師匠のイメージに近いものに仕上がったと思います。後はこれを西村さんに渡し、最終チェックをするのみ。ここでOKが出れば、即生産にかかりたいと思います。

日曜日は状況が悪く、夕方から3時間程度釣りをしました。日の入り前に待望のヒット。かなりデカイと思っていると、魚がエラ洗い??70cmの清流鱸でした。特にシーバス用としては想定してかなかったのですが、結果から シーバスにもイケルことが判明し?ちょっと嬉しい結果でしたね。

清流鱸  ブリストル

翌、月曜日の午前中には水位も落ち着き濁りも取れ、残された半日の時間をテストに費やしました。朝一に入った下流域のポイントで私にサクラマスがヒットしましたが、手前で痛恨のバラシ。しっかりフッキングしたつもりだったんですが・・・・・こればかりはどうしようもありません。

清流鱸 北出弘紀その後、場所を少し上流に移動。今度はスタッフ深江のBRISTOLにサクラマスのチェイスが2度あり、3度目にようやくバイトに持ち込むも、これも食いが浅かったようでフックアウト。その後も1匹チェイスがあり、合計4本のサクラマスに接近することができました。(結局ボウズです・・・)

米代川の情報発信基地である上州屋能代店の高橋さんによると、解禁日はかなり好調だったけれど、その後が続かず、我々が入った日曜、月曜も結局はあまり釣果が出なかったようです。

実際にランディングには至っていませんが、状況の良くない中で5本のサクラマスにBRISTOLで接近できたことは、我々にとって大きな成果となりました。後は西村さんのアンサーを待って結論を出したいと思います。お待ち頂いている皆様、かなり完璧に近いものができましたので是非ご期待ください。

最後に、ポイントのご紹介など、現場でいろいろお世話になった ufmウエダ フィールドテスターの星野さん、上州屋能代店の高橋さんには、この場をお借りしお礼申し上げます。ありがとうございました。