Entries Tagged as 'スライドアクション'

多才なアンチョビ 1

MACKEREL TUNA (スマカツオ) / アンチョビ 27g / ピンクホロイワシ / YOSHI
Angler: YOSHI、PING
Field: SUNSHINE COAST
Date: 04/29/2009
Fish: PEARL PERCH (アオバダイ)
Fish: MACKEREL TUNA (スマカツオ)
Bait: Anchovy 17g Color: ゴールドチャート
Bait: Anchovy 27g Color: ピンクホロイワシ

今年は例年に無く雨が多く、天気の落ち着かない日々が続いていたが、ついに待ちに待ったお日様マークと高気圧に囲まれれた穏やかな日が来た。

ボートを下ろして、相棒と凪の海に出る。もう釣った気分で辺りを見回すが、ナブラは無く、鳥も飛んでいない、ただゆったりとした波がボートを気持ちよく揺らしていた。

同じ海へ出ていた釣友から連絡が入る。かなり離れた彼のいるポイントでもナブラ、鳥共に無いとの事だった。ないものを探し回っても疲れてしまうだけなので、近くの10m~20mのドロップオフと地形変化に富むボトムをジギングで探ってみる事にした。

Anchovyをボトムまで落として、底から5m付近をややゆっくりとシャクってみると「ググッ」と竿が引き込まれた。

真鯛かと思った魚は、QLD州でもっとも美味の一魚と言われる PEARL PERCH (アオバダイ) 。この魚も近年ジギングの対象魚として注目を集めている魚だ。

PEARL PERCH (アオバダイ) / アンチョビ 27g / ピンクホロイワシ
狙って釣ったわけではなかったが、初魚であったため嬉しい一匹。加えてこれからのシャロージギングで真鯛に続くターゲットにもなるであろう。

写真を撮り終え、波に揺られてのんびり朝食をとっていると、一羽のカモメが上空を横切った。

あきらかに目的地を定めた飛び方に誘われるようにカモメを追いかけて行くと、遠くに3羽のカモメが獲物を狙うようにグルグルと飛んでいるではないか。間もなくすると水面にナブラとは言えないくらいの小さなボイルが起きた。

一気にやる気が漲るが、シーズンフィナーレを迎えるこの時期の魚達は人間をよく知っていて、凪のコンディションも加わりあっという間に小さなボイルと鳥は消えた。

また波に揺られること数十分、ボートより少し離れたところで小さなボイルが発生。自分は操船専念し、相棒は船首でキャスティングレンジ内に入るのを待っている。ストーキング操船は成功し、相棒がキャスト&早巻きする。

巻き切る寸前にギラッと光ったと思うと相棒のAnchovyがスプラッシュと共に消えた。

鳴り止まないドラグ音が静かな海に響き渡る。女性ならではの丁寧なファイトで時間をかけて上がったのは、5kg弱の立派な MAC-TUNA (スマカツオ)。

MACKEREL TUNA (スマカツオ) / アンチョビ 17g / ゴールドチャート / PING
相棒に先を越されて嬉しいが、少し焦る自分。しかし誰かが操船しなくてはならない、ここがSKIPPER (船長)の辛いところだろう。

ポイントを移動し、潮止まりで海が一段と凪いだ時、偶然にもナブラがこちらに向かってきた。すかさずAnchovyをキャストし早巻きするとグーンと引っ張られた。追いアワセを一発くれると、ドラグが気持ちよく鳴り始めた。

YOSHI
しかし、自分のタックルは対マグロ用だったので、数分ほどで強引に寄せ勝負あり。相棒より一回り大きな MAC-TUNA であった。

Anchovyは落としてスライドアクションで誘っても良し、早巻きでの安定した泳ぎでも良しの頼りになるジグだ。

特にブリスベン周辺ではホワイトベイトという細いベイトが青物に捕食されているのでAnchovyの細長いシルエットはそのような細い小魚を偏食している魚に効果抜群である。


多才なアンチョビ 2 の記事はコチラ

BSM まもなく完成

BSM / Back Strok Minnow / ビーエスエム / バックストロークミノー

ベイトフィッシュのサイズが大きくなる秋に向け、BSM(Back Strok Minnow)の開発が進んでいます。

スペックは135mmのフローティングで、キャストして浮かんでいる状態から軽くトゥイッチすると、ダイブしながらダートします。その後ダイブしたミノーが、頭をもたげフラフラと浮かんでくるのですが、その様が瀕死のベイトフィッシュを演出。アングラーにベイトのイメージを抱かせ集中して釣りができるよう、「Back Strok=背泳ぎ」の名の通りにルアーの背中と腹の天地を逆にデザインしています。

やはり釣りというのはテクニックも大切ですが、確信を持てる何かがあるとないとではルアーの操作など集中力に差が生じます。それに繋がる一つの要素として「リアル」というキーワードがあると私は考えています。当社のルアーには「生塗り」(きぬり)という特殊な塗装が施されたアイテムがありますが、このリアルさもアングラーの集中力を高める作用があると確信しています。

まずはそのような瀕死のベイトフィッシュをサーフェスでリアルに演出できる ことが、このBSM(Back Strok Minnow)のコンセプトなのですが、通常のいわゆる「タダ巻き」でもBSMはちゃんと活躍するよう設計しています。

タダ巻きの場合は、左右への不規則なスライドアクション。S字のように頭を振る感じではなく、左右に平行に移動するようなイメージです。ラインやリトリーブスピードによって多少の差はありますが、おおよそ水面直下30cm程度のレンジをトレースする設定です。

夏から秋にかけてのナイトゲーム(特にベタ凪の状況)、晩秋から冬にかけての干潟で効果が期待できると思います。ご期待ください。