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サーフの海イトウ

イトウ / ローリングミノー 95 JX / 真鯵 (マアジ)/ 佐々木 直樹

Angler: 佐々木 直樹
Field: 北海道のサーフ
Date: 06/19/2010

Fish: イトウ 78cm

Bait: RM 95 JX
Color: 真鯵 (マアジ)

道南育ちの私には全く縁の無かったイトウ。

3年前に、「イトウ釣りに行かないか」と友人に誘われ詳しく話を聞くと、「海でデカイのが釣れる。最低でも70cm 前後で、メータークラスも夢じゃない」と。
タックルも海サクラのそのままで OK とのことで、早速同行してみたが、仕事の都合で日程的には1日か2日しかとることができず、天候や潮汐により毎年厳しい遠征となっていた。
1年目は気配も何も無く終了。2年目は RM 95 JX (真鰯)で1本掛けたが無念のフックアウトで終了。

そして、今回。
18日の夜に出発し、19日の午前3時頃現地到着。ゆっくりと準備を整え、3時半に広大なサーフに立った。

佐々木 直樹

4時半頃、友人に70cm のイトウがヒットし無事ランディング。
その約3時間後、RM 95 JX (真鰯)から同(真鯵)に替えて1投目。
手前までは何事もなく巻いてきたが、波打ち際まできたところで、ゴン!と RM 95 JX にかぶりつき、次の瞬間、トルクフルな物凄いパワーで沖に走られた。
フックはイトウへのダメージ軽減を考慮しシングルに変更していたが、上顎の堅い部分へ刺さっていたので、無事に記念撮影&元気にリリースまで持ち込めた。

メジャーをあてると尾又長78cm。
メーターオーバーを目標に来年も再来年も通い続けたいと思う。

Air OGREでシンクロドリフト

Air OGRE / Proto type / Proto color

昨日、「Air OGRE」(エアーオグル)の最終セッティングを実際のフィールドで確認してきました。

Air OGREはGARAGE MADE PROJECTとして製作された対ランカー捕獲兵器「OGRE」を、実戦的な使用にシフトしした、いわばOGREの廉価版アイテム。

BM ZXシリーズと同じく「OCEAN TRADITIONAL」から新春早々にリリースする予定です。

OGREにはLF(ローフローティング)、S(シンキング)、(SLM)スラロームと3種類の設定があるのですが、Air OGREの場合はF(フローティング)、S(シンキング)、(SLM)スラロームとなります。

Fタイプ、Sタイプ共に、ガレメのOGREに比較しアクションを分かりやい方向にシフトしています。これはより多くのアングラーにOGREを使って欲しいという思いから、誰が使ってもモチベーションを長く保てるというメンタル面を強化しているためです。

もちろん、自然相手の釣りですから、魚が反応する動きに関してはその時の状況によりますが、ゆっくりリトリーブしてもルアーのアクションが把握しやすいという面では、エキスパートアングラーが使っても十分メリットを感じて頂ける特長だと思います。

外見的な面での違いですが、残念ながらAir OGREの基本設定には「生塗り」(きぬり)がありません。シーバスをメインターゲットにしたカラーを想定しておりますのでリアルカラーは少ないですが、パールやホロを基本とした実戦主義のカラーが中心となっています。

昨日は3つのタイプのうち、SLMの最終チェック。FとSはすでにセッティングは終了していて、一番設定が難しかったSLMだけが残っていたのです。

SLMに関しては、その名の通りスラロームアクションを発生させるための設定で、この動きは低活性時のルアーローテーションでビッグフィッシュに絶大な効果を得られることが知られています。

入れ食い時で小さいサイズばかりに悩まされるとき、スラロームアクションはビッグサイズを選んで連れてきてくれることはエキスパートアングラーなら誰しも経験はあるはずです。

しかし、私の場合は「シンクロドリフト」という使い方に用いるため、「裏技」としての要素をSLMに内包させる必要があったのです。

特にこれからの季節、ボトムにべったりでやる気のないシーバスに、無理やり口を使わせるメソッドとして「シンクロドリフト」というテクニックを多用します。

シンクロドリフトとは、緩い流れのなかでルアーを流速にあわせ漂わせるという使い方なのですが、ルアーの沈下速度、狙っている場所の水深を把握していないと効果が得られない、いわば上級者向けのテクニックです。

この場合OGREの扁平なシルエットが、細長いシンキングペンシルよりもしっかりと水を掴んでくれるので、緩い流れの中でルアーのポジションを把握しやすく、魚への視認性も高いのです。

ただ、ゆっくりとルアーを移動させる際に、ルアー自体がウォブリングやロールといった振動を起こしてしまうと、スレた魚には逆効果になることがあり、それを防ぐためにスラロームアクションのSLMが必要になるのです。

これはあくまで、自分自身の思い込みも含めた使い方なので、かなり難解な部分が多いとは思いますが、NORTH CRAFTのテスターさんの中にも、このテクニックを使っているアングラーさんがいることを思うと、シンクロドリフトがひとつのメソッドとして通用する大いなる可能性も感じています。

SLMに関しては、すでに数え切れないほどのセッティングをトライし、理想の形に近付けました。しかし、どんな作品でも「完璧」に仕上げることは困難です。

それは昔と違って、現在のルアーには複合的な要素が求められているからです。その多様な機能の、どの部分をどこまで答えに近付け、ひとつにまとめるか・・・

この「多機能の編集力」が現代のルアー作りには不可欠なのです。

Air OGREのSLMのウェイトは28g。ドリフトに関しては22gのSタイプが使いやすいのですが、前述のシンクロドリフトでボトム付近を攻略するにはSLMがベスト。

ラインのリトリーブでスラロームアクションをチェックし、裏技のシンクロドリフトを確認・・・

数等目、手前のブレイク付近をAir OGREがボトムコンタクトしたその直後、吸い込むようなアタリで竿を曲げてくれたのがこのシーバスでした。

SEABASS / Air OGRE / Proto Color

グラマラスな冬のシーバス。

もちろん・・・これでSLMのセッティングは決まり!

Air OGRE、来年のデリバリーをぜひともお楽しみに・・・