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バラマンディとの戯れ- 2

BARRAMUNDI 64cm / OGRE / 小鰭 (コハダ)
Angler: YOSHI
Field: LAKE AWOONGA
Date: 10/17/2008
Fish: BARRAMUNDI 64cm
Bait: OGRE 85 S Color: 小鰭 (コハダ)

OGREは水噛みが良く着水と同時に早巻きしても水面に飛び出すことなく、藻上を引くことが出来る。たまにジャークも入れフラッシングさせて誘う、どちらかというとリアクションバイト的に釣る方法である。

その釣法ですぐに1バイトあったがエラ洗いでフックアウト。最初の一匹が簡単に釣れてしまったのが裏目に出て他の釣法を考えずに釣り続け、その後2バイト、ノーフィッシュ…。

連続3ロストで目が覚めた。早巻きはリアクションバイトを誘発するが、バラがルアーを吸い込むタイミングが合わずに口内ではなく、唇にチョンとフッキングすることが多くエラ洗いやジャンプで簡単にフックアウトするのだ。もちろんエラ洗いやジャンプを繰り返すバラはフッキングしてからも獲るのが難しい魚だし、活性がまだ低いこともあるかもしれない。

そこで、スローに誘う釣法を考えついた。MDペンシルのフックサイズを太く重くしダイブ時間を長くして水面直下を釣る方法だ。ロッドティップを思い切り下げ細かいジャーキングを入れる。特に活性が高くなるイブニングに効果抜群で、この釣法が今回のシャロー攻略法となったのだが…。

4バイト中、1ラインブレイク、3ロスト・ノーフィッシュというなんとも説得力の無い結果となってしまった。夕方~夜の薄暗い状況だったということもあるが、濃い藻に巻かれて回収前にフックアウトもしくはラインブレイクしてしまうのが原因だった。ロングキャストをしたことも原因の一つであると思う。

早巻き以外も試す為、水深2m付近をOGREのただ巻き&軽いトゥイッチで釣ってみた。ウィードラインを通すとヒット! 4度もジャンプして楽しいファイト後に釣れたのは64cmの豆バラ。それでも、やっと釣れた2匹目だけに感無量であった。

最終日、水温が上がった午後少し深めのウィードラインをOGREのスローリトリーブで釣ってみるとガツンッ! 凄まじく重い引き。ウィードに持っていかれないよう竿を立てると、水面に巨大な頭が現れロッドをひと伸し…、無念にもOGREが吹っ飛んできた。OGREのスローアクションに水温が上がるこれからに可能性を感じた。

結局、4日間の釣りでバラ2匹の貧果に終わったが、今シーズンの秋バラ、来シーズンの春バラ釣りのシャロー攻略の課題と糸口が見えた有意義な遠征となった。

BARRAMUNDI 64cm / OGRE / 小鰭 (コハダ)

LAKE AWOONG

バラマンディとの戯れ- 1

BARRAMUNDI / OGRE / 小鰭 (コハダ)
Angler: YOSHI
Field: LAKE AWOONGA
Date: 10/15/2008
Fish: BARRAMUNDI 108cm / 16.5kg
Bait: OGRE 85 S
Color: 小鰭 (コハダ)

釣り天国オーストラリアを代表する魚・バラマンディ。先住民族のアボリジニ語では「巨大な鱗」という意味らしい。

ブリスベンから少し離れたCQLD州(セントラルクイーンズランド)で、レイクバラフィッシングが数年前から過熱している。今やDVD、雑誌を始めネットでもこの釣りの話題で持ちきりである。一時にはアベレージがメーターだと囁かれたほどで、実際私が過去釣ったバラの半分はメーター以上であるが、一日でメーター3本の人や4回の遠征で85cmが最大の人、1週間の釣りでボウズの人もいることから、釣果は不安定だと言える。しかし、この湖には攻略法があり、それを知っている者達は安定してメーターオーバーを釣っていることも確かである。

CQLD州は10月半ばになると水温が25℃以上になる。これが、バラシーズンの訪れを意味する。最適水温は26~28℃で、シーズンINしたばかりの春バラはこの水温の場所を見つけることが「肝」である。日が昇りすぐに暖かくなるのはシャローが続くポイントで、水深0.5~2mのスーパーシャローでのんびり日向ぼっこをしているバラにキャストすることができる。もちろんアプローチはそのぶん慎重に行う必要があり、安易に近づいて逃げていく巨大な水面の盛り上がりを眺めるだけ…なんてこともある。

バラフィッシングは一般に満月前後がベストと知られているが、人気絶頂の現在はその時期普段の2倍近いアングラー(50艇、100人以上)が訪れるので魚へのプレッシャーはその分高くなる。本当の所、バラではなく釣り人が満月に惹きつけられるかもしれない。

現地に着き、生きた情報収集をする。前情報ではシーズンINと聞いていたが、現地のナマ情報では、まだ少し早いようで渋い渋いと皆口を揃えて言っていた。キャンプ場での隣人は4人・2ボートで1週間釣って3バラ、2人・1ボートで3日間釣ってノーフィッシュと、厳しい状況であることが窺えた。

WEED (金魚藻)今回は前釣行よりも減水しており、WEED(金魚藻)が水面付近まで達していた。多くのトローリングボートが藻を引き千切っていくために、流れ藻も多く普段使用するリップつきのFミノーではすぐに藻が絡んでしまう状況。そこでリップレスによる藻回避、釣り仲間からのバラ釣果報告、ボーニーブリム(鮒に似た魚)がバラのベイトである事からOGREをメインルアーで使用した。

釣り始めて2時間、濃い藻に苦戦しつつシャローにキャストを繰り返す。OGREに藻が絡んで早巻きで回収した時だった。藻の切れ目からイキナリ水面を盛り上げながら巨大な影が追ってきた。そのまま巻き続けたが、ボート脇まで来て見切られてしまった。あまりに巨大で突然の出来事に半パニック状態。まさかなぁ…と思いながら、同じポイントに今度は藻が絡まないよう藻の切れ目にルアーを入れ、早巻きすると…、もの凄い勢いで盛り上がりが追ってきた。その迫力には興奮と自分がベイトフィッシュにでもなったかのような恐怖すら感じた。そして、ガツンッ! と強烈なバイト、フックON! ドラグ設定4kgでもラインが出て行き、藻に潜られないよう竿を立てると、ド迫力のエラ洗いを繰り返す。そのパワーは凄まじいが、巨体であるレイクバラのファイトは長続きせず、数度の突込みをかわし強引に寄せネットIN。

BARRAMUNDI / 108cm 16.5kg / OGRE / 小鰭 (コハダ) / YOSHI

108cm・16.5kgのナイスバラ。渋い渋いと言われていただけにちょっと拍子抜けしたが嬉しい一匹となった。もし、これからこのサイズのバラを釣られる方達へのちょっとしたアドバイスとして、ボガ縦持ちはしないこと。縦持ちするとまるまる太っているレイクバラの脊椎はその自重を支えきれずに傷つきその場は泳いで行っても結果死に至ることがあります。あと、写真を沢山撮りたい時は思い切って自分が水に入ってバラを陸上に上げる時間を減らすことも重要です。これらはリリースを前提としていますので、キープする場合は気にする必要はありません。

バラマンディとの戯れ-2 へ続く

BARRAMUNDI / 108cm 16.5kg / OGRE / 小鰭 (コハダ) / YOSHI

Anchovy完成

Anchovy-17

FROM GARAGEに掲載してから非常に多くのお問い合わせを頂いたメタルジグがついに完成しました。

ショアやボートからキャスティングで青物を狙ったり、レイクでトラウトをロングディスタンスで攻略することを目的で作ったのですが、かなり面白いものに仕上がりました。形状を見て頂くとお分かりだと思いますが、ボディーはかなり扁平でアンシンメトリー(左右非対称)になっています。背中よりベリーのほうが少し太いのでベリーを下にして泳ぐように想像されると思いますが、これが意外なことに左右のどちらかを上下にしてスプーンのように泳ぐのです。

バリスティックミノーが釣れる要素の1つとして、ロール+テールスライドというエリアのマイクロスプーンの動きを出していると説明していますが、まさにこのキャスティングジグもそのアクションを継承し、ゆっくり引いてもしっかり動くように設計されています。これはボディーのサイド面が進行方向にフラットに向くようになっているので、水を受けやすいという理由です。

早巻きでは回転しがちなメタルジグですが、これを解消するためにタイイングアイを中心よりオフセットし 、動きを左右に逃がしています。この効果でテールスライドしながらも高い復元力を維持できるわけです。

ゆっくり巻きから早巻きまで、どんなスピードでも安定したアクションが出せる理想のメタルジグに、NORTH CRAFTでお得意としているリアルシェイプを融合させ、アングラーのモチベーションを高めるベイトフィッシュライクな仕上がりとしています。

Anchovy 12g / 17g / 27g

サイズは12g、17g、27gの3種。カラーはホロアジ、ホロカタクチ、ブルーホロイワシ、ピンクホロイワシ、アカキン、ゴールドチャートの6色に赤鮑(アカキン)、桜鮑(ピンクバック)、藍鮑(ネイビーバック)の3色で合計9色。

価格は12gが800円、17gが900円、27gが1,000円。鮑は順に1,400円、1500円、1,600円となります。

ショアやボートで小さいベイトフィッシュに強く反応するシチュエーションで遠投が必要な時に、非常に重宝するキャスティングジグに仕上がっておりますので、ぜひ皆さんも秋から初冬にかけてのシーズンでお試しください。テストでは青物の他にも根魚や鯵など、いろいろな魚も釣れてます。

すぐにリリースしたいところですが、お店に並ぶのは11月中旬頃になると思いますので、もうしばらくお待ちください。

ROLLING MINNOW

ROLLING MINNOW

GIMLETに引き続き、ROLLING MINNOWのファクトリーモデルが完成しました。こちらもかなりの自信作です。

テストを繰り返すうちにカタログに掲載されているプロトとは少しフォルムがスリムに変わってしまいましたが、飛距離、アクション、フォーリングのシンキングペンシル基本三原則を満たすための結果です。

そして、ROLLING MINNOWはなんと、2タイプ同時リリースとなる予定です。

まずROLLING MINNOW 95(以下RM95)の説明ですが、長さは95mm。今のところウェイトが18g前後です。ゆっくり引くとややボディーをよじりながらのローリングアクション。かなり細かいピッチです。

ほとんど水平にフラップフォールしますが、ロールが強いのでそのブルブル振動する動きがフォール中に手に伝わるほどです。

ゆっくり引くとロールアクション、早めに引くとあるタイミングでテールスライドにヴァイナルします。

早めにリトリーブしても水面を割らず水面直下を泳いできますので、サーフのシーバスや青物、海アメ、海サクラでも十分活躍してくれると思います。

そしてもう一つはRM95のへヴィーウェイトバージョンのRM95 JXです。

こちらは現在約27g前後で設定。 長さとフォルムはRM95と全く同じですが、ベリーにフックがついておらず、テールのみにフックが装着される設計になっています。

アクションはRM95、RM95JXともに似ていますが、JXのほうがテールスライドの振り幅が大きく、遠投もできますのでジグミノーを使うようなイメージで使っていただくと効果が発揮されると思います。

RMはサーフやレイクで活躍が期待できるルアーに仕上がったので、いずれはもう少し大きいサイズのものもリリースできればと思っています。

発売をご期待ください。