Entries Tagged as 'ロックウォール'

憧れのマングローブジャック

マングローブジャック(ゴマフエダイ) / BM コンチネンタル 120 F / 片口鰯 (カタクチイワシ)

Angler: YOSHI
Field: Australia Gold Coast
Date: 04/2011

Fish: マングローブジャック (ゴマフエダイ)
   エスチュアリーコッド
    

Bait: BM Continental 120 F
Color: 片口鰯 (カタクチイワシ)

ブリスベンルアーアングラー憧れの魚、マングローブジャック。

QLD 州北部では魚影が濃く普通に釣られている魚だけど南部(ゴールドコースト、ブリスベン)では数が少なく、その習性から釣るのが難しい魚だとされている。

ストラクチャーを好み、朝夕にはトップにアタックして来るため、ピンスポットへタイトにキャストするのが好きなルアーマンはマングローブジャックに夢中になる。

しかし「レッドデビル」の異名もあるくらい、バイトからストラクチャーに戻る速度は電光石火のごとくで、油断をするとあっという間に根に持っていかれる。

ある釣友はすでに10個以上のルアーをもぎ取られており、今ではリーダー40lb という魚のサイズとは不釣合いのラインシステムで狙っている。

実を言うと僕は5年前にレッドデビルを釣ったきりそのまま振られ続け、悔しい思いをしていた。

高い水温を好むレッドデビルを狙うため気温が高くなる日を選び、まだ空が暗い時間に釣り始めた。

ロックウォールを打ち始める。

BM コンチネンタルをロック周りで動かしていると、豪快なスプラッシュを上げて喰ってきた!

上がってきたのはエスチュアリーコッド。

エスチュアリーコッド / BM コンチネンタル 120 F / 片口鰯 (カタクチイワシ)

少し移動し水面を見ると、下げ潮に乗って20cm 前後のボラの群れが水面近くを彷徨っていた。

そして、ある岩を通った瞬間、群れがブワッと逃げ惑う。

水面は割れなかったが、プレデターフィッシュに襲われたのだろうと予想し、ポイントの1m ほど離れたところに BM コンチネンタルを落とし、潮の流れに乗せつつツンツンとアクションを加えプレデターをくすぐるように流しているとスプラッシュがあがりラインが斜め横に突っ走った。

根の近くではあるが、トップでかけた利点もあり根には行かせず力強くキレのある引きを堪能しランディング。

5年ぶりに見るレッドデビル。40cm 前後の個体ではあるがすでにイカツイ牙が生えて、その悪者顔にうっとり。

マングローブジャック(ゴマフエダイ) / BM コンチネンタル 120 F / 片口鰯 (カタクチイワシ)

ベイトフィッシュがロック周りでうろうろしている時は BM コンチネンタルのツンツンアクション。潮の動きと一緒にどうぞ。

冬の風物魚・TAILOR

TAILOR / MDP 110 プロップチューン / 真鰯 (マイワシ) / YOSHI
Angler: YOSHI
Field: GOLD COAST
Date: 08/10/2009
Fish: TAILOR (アミキリ、BLUE FISH) 38、42、50cm
Bait: MDP 110 プロップチューン
Color: 真鰯 (マイワシ)

TAIL(尻尾)の方から食いに来るからTAILORだと釣友に聞いた事がある。青みかがった魚体からアメリカではBLUE FISHとして知られ熱心な釣り人達が楽しんでいる。

日本ではどうなのか? とふと気になり、ネットで調べてみるとアミキリという名前の魚で、他にも網切りは蚊帳や洗濯物、漁で使う網などを両手の先についたハサミで切る妖怪だというのも出てきた。

この魚にはその名を思わせるような鋭い歯が並んでいて、餌釣りで狙う人ではワイヤーラインを使う人もいるくらい。だいたい50cmを超えるものからグリーンバックと言われ、良型の代名詞として使われている。

TAILOR / MDP 110 プロップチューン / 真鰯 (マイワシ)

冬がシーズンで汽水域や海岸沿いに多く生息しているのでショアアングラー達の人気魚だ。

ジグで釣るのが主な釣り方だが、この魚はトップにも良く反応するのでルアーアングラーとしては嬉しい限り。

TAILORは回遊魚なので当たれば連続ヒットするが外れればゼロ。この魚を釣る際には潮とベイトの動きから予測する回遊ルート、または群が集まる場所言わば、JETTY(桟橋)周りやロックウォールなどが主なポイントとなる。

回遊ルートを知るにはローカルの知識が必要なため諦め、今回はロックウォールを丹念に攻めてみた。

朝日と共にボートを出し、MD Pencilをロックすれすれに落とし、ショートジャークを入れ潜らせてから浮き上がった瞬間、水面に鋭いスプラッシュが上がった。回遊魚ならではのシャープな引きでグイグイロッドをしならせる。

バットを使ったファイトでこちらも応戦しネットを使う事も無くブリ上げランディング。冬の凛とした空気の中、青い空と魚体が朝日に輝いた。

TAILOR / MDP 110 プロップチューン / 真鰯 (マイワシ)

どうやら群がロックウォールにいた様で、数投後には目標としていた50cmのグリーンバックも釣れ、何度も割れる水面とトップならではのアワセの難しさと魚の下手な捕食を楽しみながら素晴らしい朝一を過ごした。

あくまで私感だが、今回使用したルアー「MD Pencil 110」は水面から水面直下での縦の動きとスプラッシュが魅力的で、それならば・・・と横の動きは捨て、後付けプロペラを付け縦と直線の動きを特化した。

UP DOWNアクション、スプラッシュに加え、ペラの波動とジャーク時の水切り音&バブルとフラッシングで、これでもか! と魚にアピールするルアーに改造。

魚がスレている時は、静かにアピールできるノーマルの方が良いかもしれないが、高活性時やペラの発する波動や泡(バブル)に弱い魚には絶大な威力を発揮すると思う。

マジックドライヴと後付けペラが発する効果、あくまで水面~水面直下と直線に特化したこのルアーでこれからどのようなドラマを作れるか楽しみである。

TAILOR / MDP 110 プロップチューン / 真鰯 (マイワシ)


ディープ&カレント=DCD

FLATHEAD (マゴチ) / ダウンクロスディープ / LBGO (レーザー金黒) / YOSHI
Angler: YOSHI
Field: HERVEY BAY
Date: 04/01/2009
Fish: FLATHEAD (マゴチ) 65cm、48cm
Fish: メッキ
Bait: DCD Color: LBGO (レーザー金黒)

シーズン初期の低活性時、後期のシャイな魚がステイする深場や昼間の岩陰に魚が入ってしまう状況にはそのポイントのスレスレに通す必要がある。その状況で活躍するのがDCDだ。

DCDのリップ形状からも分かる様に、着水から大きなリップで流れを受け止めすぐにディープへと切り込む。速いカレントでも安定した泳ぎとフローティングならではのスナッグレス効果は安心して駆け上がりや深場、流れの当たるロックウォールなどのストラクチャーにコンタクトさせる事が出来る。

メッキ / ダウンクロスディープ / LBGO (レーザー金黒)

ある程度のスキルが要求されるバリスティックミノーを筆頭とするシンキングミノーと比べ、ロッドワークとカレントにより攻める水深を調節しやすく、ただ巻きでも良し、少しトゥイッチを混ぜたアクションの緩急、ライジングで誘う。

アップストリームに投げてU字ターンでポイントを舐めるように攻めたり、ダウンストリームに投げロックウォールや急深になっているエグレ等を贅沢に一直線に引くと効果がある。

いままでに釣れた魚種も多様でエスチュアリーコッドやテイラー、メッキ、特に深場に潜ったフラットヘッドには効果がある。重心移動で約10gという重みでロングキャストも可能であり、8cmという一口サイズなのも多くの魚種を魅惑する要素だ。

カレント強いディープや駆け上がり、ストラクチャー攻略に役に立つルアーである。

FLATHEAD (マゴチ) / ダウンクロスディープ / LBGO (レーザー金黒)

DCDでロックウォール 2

TAILOR / ダウンクロスミノー / GCT (ゴールドチャート)
Angler: YOSHI
Field: TWEED HEADS
Date: 11/15/2008
Fish: ESTUARY COD (ハタ科) 41cm
Fish: TAILOR
Fish: BREAM
Bait: DCD
Color: GCT (ゴールドチャート)

ロックウォール、魚達のホームでありアクセスも容易なため多くの釣り人達を楽しませる場所でもある。

人工的な景色を重んじる日本のそれとは違い、オーストラリアでは大小さまざまな岩を積み上げ人工的かつ自然な景色を作り上げている。

今回のターゲットはマングローブジャック (日本名 : ゴマフエダイ)。この魚を夏のシーズンは狙い続ける一部の熱狂的なファンも多い人気魚だ。

特にブリスベン周辺では数が少なく、ストラクチャー周りで釣りあげるのが難しいことから汽水域のトップクラスゲームフィッシュとして知られている。

SML ROCKWALL / BREAM / ダウンクロスミノー / GCT (ゴールドチャート)

友人からメッキの釣果を聞いていた為、まずは表層を引いてみるが回遊には当たらなかったようで無反応であった。狙いをボトムのストラクチャーに変え、ロックウォールでの頼もしいルアー・DCDを岩周りに通すとまずは小型の黒鯛がヒット。

流芯辺りを気分転換で投げると30cm弱のTAILORがヒット。そして、岩のドロップオフ付近を通すと、ググッと重い引き、ジャックか!? と期待は高まったが・・・ESTUARY CODであった。

ESTUARY COD 41cm / ダウンクロスミノー / GCT (ゴールドチャート)

このコッド、面白いことに口の中にカニ (Mud Crab) が入っている。おそらくストレスにより吐き出したのだろう、少し溶けかかった赤いカニがなんともいい味を出している。

狙いのマングローブジャックは釣れなかったものの、ロックウォールでの何が釣れるかわからない楽しさは癖になる。ただ、肝心のターゲットを釣るまでにDCDは多くの魚にカジられボロボロになるに違いない…。

ESTUARY COD 41cm / ダウンクロスミノー / GCT (ゴールドチャート)

DCDでロックウォール 1 の記事はコチラ

DCDでロックウォール

ESTUARY COD 37cm / ダウンクロスディープ / GCT (ゴールドチャート)
Angler: YOSHI
Field: TWEED HEADS
Date: 11/13/2008
Fish: ESTUARY COD (ハタ科) 37cm
Fish: FLATHEAD (マゴチ) 45cm
Bait: DCD
Color: GCT (ゴールドチャート)

季節の変わり目、この時期は釣りを難しくする。冬・春の魚は低活性、もしくはいなくなり、夏の魚は回遊、風、水温次第で釣れる。天気や魚の気分によって釣果が左右され易い時期だ。

マゴチ熱が一段落したこともあり、水深2~4mの少し深めのロックウォールにトレバリー、マングローブジャックなどの夏の魚を狙った。

早朝、まずはトレバリーを狙ってMDペンシル、バウンティーヴァイブをジャークさせてみたが魚信は無し。表層が駄目なら、中層~ボトムでマングローブジャックに狙いを代えDCDにチェンジ。ロックウォールのドロップオフすれすれにルアーを通す。

ロッドを下げると、底にある岩にゴリゴリ当たる。根がかりの心配があったがDCDの長いリップと姿勢が岩を上手い具合にすり抜けて行く。底にうっすらと見える岩周りに容赦なく通すとグンッ! ときた。「NOT EVEN 1mm.」がモットーのストラクチャー周りでの釣り。もちろんドラグはガチガチに締めてある。

根に入られる前にゴリ巻きでランディングしたのは、エスチュアリーコッド。外道だったがルアーで初めて釣っただけに嬉しい一匹となった。その後ポイントを変え、砂地を攻めDCDがボディにヒットしたマゴチを釣って帰路についた。

FLATHEAD (マゴチ) 45cm / ダウンクロスディープ / GCT (ゴールドチャート)根がかり回避率の高いDCDでも岩周りで何度もゴリゴリ通すともちろん根がかりすることがある。

そんな時は焦らずラインテンションを緩めるとフローティングであるDCDは浮き上がって自然と外れるのだ。

もしそれでも外れない時はゆっくりと違う方向から引っ張ってみる。ラストリゾートの綱引きもゆっくり針を伸ばす感じで引っ張るとよい。ラインは魚を根から強引に引き離すことも考えて強めを使用すると安心。

DCDでロックウォール 2 の記事はコチラ