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SEGRO でアカメ

アカメ 65cm / SEGRO 90 S / 金太郎鰯 (キンタロウイワシ)

Angler: やまひろ
Field: 高知県 浦戸湾
Date: 05/08/2010

Fish:アカメ 65cm

Bait: SEGRO 90 S
Color: 金太郎鰯 (キンタロウイワシ)

皆様こんにちは、高知やまひろです。
せっかくの上昇ムードの浦戸湾でしたがこの日は気温も低く表層の水温も下降ぎみ。
20度前後あった水温も場所によっては16度を下回るほど・・不安が過ります。
しかし、引き上げたアンカーロープやアンカー自体は生暖かい・・・もしや中層以下はそこそこの高水温では?
その証拠に魚探に映るベイトの影は中層から下に集中しています。
そんな反応の濃いポイントを中心に、Bounty VIB 78 S で探りを入れていきます。しかし反応が得られずポイントを移動。

そして辿り着いた某ポイント。そこは水深も浅いので、フォールスピードの遅い SEGRO が良いのでは?と思い Bounty VIB 78 S から SEGRO 90 S 金太郎鰯へ。
その数投目・・・
ショートピッチのリフトフォールを繰り返す、フォールのタイミング時「トンッ」と、明確なバイトに渾身のアワセ!
シーバスとは明らかに異なる重厚な走り!相手の出方を伺いながらドラグを絞り・・・
そして姿を現したのは予想どおりのアカメでした。

サイズとしては小型ですが、その力は結構なもの・・・(数日前、同 SEGRO でかけたのはもっと凄かったです)油断は禁物。
アカメのバイトの傾向としてフォール時にバイトが出る事が多いのですが、SEGRO のヒラヒラ水平フォール、アフターシーバス同様アカメに絶対効果有!と信じていました。
そして今回それが実証され、浦戸湾アカメパターンの引き出しが一つ増えました。
SEGROも効きます!

UNLIMITED BM ZX

 TAILOR (アミキリ) / BM ZX / 029 グリーンキャンディー
Angler: YOSHI
Field: SQLDT
Date: 11/18/2009

Fish: TAILOR (アミキリ) 15、53cm
Bait: OCEAN TRADITIONAL BM ZX
Color: 029 グリーンキャンディー

BM シリーズの最終形とも言われる ZX。どんな特徴を備えているのかお試し気分でお気に入りのロックウォールから回遊魚を狙ってみた。

良く飛ぶと既に聞いていたが、その想像を超える勢いでスコーンと気持ちよく抜ける感じで飛んでいく。

安定した飛行姿勢から多少の向かい風ならほとんど影響も無い位に飛ぶ。
(一瞬、BM 80 ZX ならばセレクティブになったマグロナブラ撃ちに使えるんじゃないかと脳裏をよぎったくらい)

この日は朝一にも関わらず水面は静まり返っていた。試しに潮目付近をフォールさせるとプルプルっとかわいいバイト。
釣れたのは15cm 程の Baby テイラー。

TAILOR (アミキリ) / BM ZX / 029 グリーンキャンディー

その後も一投毎にバイトがあり雑魚に囲まれている感じであった。日が完全に昇りきり上げ潮5分くらいになると雑魚はいなくなり、イキナリまわりでナブラが立ち始めた。

すかさずキャストし表層をトゥイッチさせると、バコン!

重くはないが、シャープな引きで竿を曲げてくれたのは自己ベストとなる53cm のテイラー。残念な事に、この時期のテイラーはアフタースポーンの為痩せていた。

TAILOR (アミキリ) / BM ZX / 029 グリーンキャンディー

ZX が着水してからの選択肢の多さは、刻々と変わるシチュエーションに臨機応変に対応可能。

スローにただ巻きでも、フィーディングゾーンまで沈めてから巻いても、小刻みなトゥイッチを加えて左右にキビキビとフラッシュさせても良し。

そのまま落としても、落としながら動かしても、カレントや風を利用して流しても、ジグのように沈めてから一気に巻き上げても、エギのようにしゃくっても、右に左に引っ張ってもいい。

このルアーに正しい使い方なんてモノは無い、使い方はあなた次第。GOOD LUCK!

BM ZX インプレッション

シーバス / BM ZX / 098 マイワシ
Angler: 岡崎 好伸
Field: 福井県 竹田川
Date: 11/11/2009

Fish: シーバス 81cm

Bait: OCEAN TRADITIONAL BM ZX
Color: 098 マイワシ

皆さんこんにちわっ! ノースクラフト・フィールドテスターの岡崎です。

遂にノースクラフトの新レーベル「オーシャントラディショナル」から発売になったニュールアー「BM ZX」をひっさげての釣行に行ってきました。僕なりの使用法などを交えて報告させてもらいます。

このルアーは、「投げてヨシ」、「巻いてヨシ」、「落してヨシ」の三拍子そろったとても欲張りなルアーに仕上がってます。既存の BM より重量が増しているので、向かい風や横風などキャストするには悪条件でも非常によく飛んでくれます。

そしてタダ巻きでもミノーのようなウォンブンロールで手元にその動きが伝わるようになり、レンジキープしやすく仕上がってます。

最後に BM ZX の真骨頂「フラッピングフォール(水平にロールアクションしながらのフォール)」も既存の BM 譲りで最大の攻撃力を誇ります。

たとえば、ナイトゲームでの定番「橋脚の明暗打ち」では、ロングキャストでバージンポイントを直撃し、タダ巻きでテロテロとアピール。そして、橋脚付近でリトリーブを停め「水平フォール」でも食わせる。と、いった1キャストで二通りの使い方ができますね。

その他にも、沖のブレイク付近をエギングみたいにシャクってフォールの繰り返しでドリフトしながらタテの釣りにも完全対応。そんな明暗メソッドで先日 81cm のシーバスを手中におさめることができました。

シーバス / BM ZX / 098 マイワシ

今からのシーズン、リバーでは水温が低下し極端に追いが悪くなる傾向があります。自らが魚の定位するであろうピンにルアーを流し込み、口を使わせるメソッドでキャッチした魚は「釣った感」があり、また格別な喜びがあるのではないでしょうか?

皆様もぜひ体感して下さい、BM ZX の世界を!

SEGROでヒラスズキ

ヒラスズキ / SEGRO 110 HS / 片口鰯 (カタクチイワシ)
Angler: 今村 真央
Field: 鹿児島県 地磯
Fish: ヒラスズキ 75cm 他
Bait: SEGRO 110 HS
Color: 片口鰯 (カタクチイワシ)

西高東低の冬型気圧配置、北西の季節風が吹き荒れる東シナ海。九州西海岸の磯をメインフィールドとしているアングラーにとって冬のヒラスズキシーズンは、いつも風との戦いである。

私は、釣りあぐねいていた。通っている鹿児島や種子島のフィールドは、土地柄シャローフラットな磯が多いため、遠く離れた磯のブレイクラインやスリットに魚は付いている。

ここで何が言いたいのかいうと、遠投を余儀なくされるフィールドにおいて、真正面からの風速10m、時には風速15m近い強風・大時化の最中、「魚の掛かるところが遠い」という問題である。

この、どうにもしようがない自然環境の中、問題を解決するためにはタックルやルアーの選択が重要となってくる。

特にルアーに関しての選択条件はシビアとなる。まずは、向かい風の強風下でも最低40~50m近く飛ばすことが可能であること。加えて、投げやすく (キャストコントロールが容易)、シルエットが小さい (捕食しているベイトのサイズに近づけることと投げる時の空気抵抗を考慮) ことも重要である。

鹿児島県 地磯さらに、少々磯にぶつけても壊れない耐久性の強いルアー、という条件を尊重して絞ると、メタルジグとシンキングペンシルの2種類が浮上する。

しかし、この2種類の内、メタルジグはすぐに問題が発生した。メタルジグは強風向かい風の中でもとても遠投しやすく、シルエットも小さいのでバイトは多発し、釣れないことはないのだが、根掛りを懸念して水面・表層を滑らすように引くので、ヒットゾーンを通過するのが早く、また、留めることができないため、フッキングミスしやすいのだ。

また、アシストフックを装着してもジグがブラブラとファイト中に激しく動いてしまい、フックアウトを多発してしまう。
それと、自身の問題もあり、人工物の無い大自然の一部である磯を翔け、時に波を被り、風に負けずキャストし続けたご褒美には、フロントにもハリを着けられる美しいプラグを喰わえた銀鱗のヒラスズキに会いたい! という妙なこだわりがあるからだ。

この事から、さらに条件を付け加えると、水深の浅いポイントでも引くことができ、誘いなどのアクションを与えられるもの。ましてプラグとなれば、残るルアーの種類はシンキングペンシルのみである。

こんなわがまま条件を満たしてくれたのが、今期オフショアからのクロマグロ専用シンキングペンシルとしてリリースされた「SEGRO」である。SEGROはクロマグロ専用ルアーとして開発されただけあって耐久性は言わずもがな。11cmと小さなプラグにも関わらず52gのウェイトを有している。

このSEGROはメタルジグ並みの重量により遠投が可能となるばかりか、トゥイッチなどのアクションを加えると左右にダートし、フォール中も「ほっとけメソッド」に特化したボディを左右に揺らしながらの遅い水平フォールで誘いの要素も備えている。

実釣においても、ほっとけメソッドを活かした誘いやリーリングで、75cmを筆頭にヒラスズキ9本の釣果を得ることができた。シーズンの走りにしては、上出来の釣果である。今年は、吹き始めから次の北西風が遅れ気味なのだが、これからがシーズン本番。

釣りは自由である。
SEGROをオフショアだけでなく、ぜひショアからのヒラスズキや青物などにも試してみてはいかがだろうか?

ヒラスズキ / SEGRO 110 HS / 片口鰯 (カタクチイワシ) / 今村 真央

ヒラスズキ / SEGRO 110 HS / 片口鰯 (カタクチイワシ)


SEGROでマダイ

マダイ / 小川 大
Angler: 小川 大
Field: 石川県 輪島沖 諏訪丸
Date: 09/13/2008
Data: マダイ
Bait: SEGRO90 Color: 真鰯 (マイワシ) プロト

今回はキャスティングでのクロマグロ狙いと共にマダイを狙ってみようと思い、石川県輪島の諏訪丸さんに釣行してきた。

船は輪島のクロマグロゲームでは数々の実績を誇る諏訪丸・山中船長。毎回お世話になっている信頼出来る船長である。

クロマグロとマダイ? と思われる方も多いと思うが、ことの始まりは7月に遡る。マグロのナブラを狙っていてたまたま発見する事があったのだ。

ベイトがカタクチイワシのマグロナブラが終わり、沈んだ後のまだキラキラとイワシのウロコ漂ってる所へ同船者がミノーをキャストした時のこと。「ガッン」とアタリがあり、一気にラインが出て行ったのだ。最初はマグロが掛かったと思ってビックリしていたが、水面に上がったのは何と5kg程のマダイだったのである。

その時はたまたま偶然だと思っていたが、その後の釣行でも同じような事が起こった。状況は同じ、マグロのイワシナブラ終了後の水平フォールするルアーにまた5kg程のマダイがヒットしたのだ。

こうも続くとそれなりのメソッドがあるかも? と思い、次の釣行時に輪島マグロで1番の実績の誇るSEGRO 110Sをマグロナブラにキャストした。すると、マダイでは無くやはりマグロが釣れた。

マグロが釣れたのは嬉しいのだが、これではイワシパターンのマダイの実験にならない…。

今度はマグロナブラが収まるまで我慢! ナブラ終了後に新製品のSEGRO 90Sをキャスト、水中深く20秒程水平フォールで沈めさせると何かがヒットした!

ファーストランは勢いよくラインが出ていき、ロッドにはゴン、ゴンと頭を叩くような感覚。マグロと比べるとラインはさほど出てはいかない。上がってきたのは4㎏程のマダイ。間違いないなくイワシナブラの下にはマダイが着いていると思わせる一匹だった。

マグロが釣れたら凄く嬉しいが、もしナブラを外した後のマダイもとても嬉しい。しかも例外なく良いサイズが食ってくる。さらに実験は進み、またもナブラ終了後にSEGRO 90Sを落としてみると、フォール中にマダイがヒット。これでさらに自信が高まった。

イワシナブラ終了後のマダイ狙い。まだまだ未知の部分が多いが、他のフィールドでもぜひ試してみたいと思う。マダイの魚影が来い輪島ならではのものなのか否か非常に興味深い。

皆さんも、もしマグロの実績場所で試せるのなら是非試してみて欲しい。案外思わぬ釣果があるかも知れない。

マダイ / SEGRO 90 / プロトカラー

SEGROに新サイズ追加

クロマグロ専用シンキングペンシルとしてデビューしましたSEGRO (セグロ – )。
おかげさまで発売以来、多数のお問い合わせをいただいております。
先週末よりデリバリーを開始いたしておりますが、すでに一部からは品薄との声も聞かれ嬉しい限りです。

そのSEGROに新サイズを追加することが決定しましたので、ご報告します。
今度のセグロは90mm。重さはタイプSが30g、タイプHSは40gとなる予定です。

セグロ - 90推奨のシステムは#5 リングにST-66 #1 です。ラインスラックの量や潮流にもよりますが、タイプSはフリーフォール時に若干バックスライドします。

完璧な水平フォールもしくは前傾フォールさせたい場合はテールフックを小さくすることで調整できます。

SEGRO 90S/HSは、ひとくちサイズのSEGROをさらにダウンサイジングすることによって、小型カタクチイワシ特有の「沸くけど食わないナブラ」に完全対応しています。

能登沖をはじめとするクロマグロキャスティングゲームを前提として設計しておりますので、小型ながら強度は充分。
構造線には110サイズと同じ1.6ミリ径のSUS316ステンレスを貫通させております。

アクションは基本的にSEGRO 110S/HSのそれを踏襲。
イワシパターンに特化した「ほっとけメソッド」対応のシンキングペンシルです。

ボディ底面をフラットな面で構成することによって、フォーリング時に受ける水の抵抗をローリング方向へ逃がしていますので、フリーフォール時にボディを左右に揺らしながらキレイにフラップフォールします。

間もなく発表となりますSEGRO 90S/HS。
小型のベイトを捕食するナブラにぜひおすすめしたいアイテムです。

セグロ - 110 / セグロ - 90

続:SEGROにて輪島クロマグロ

クロマグロ / バリスティックミノー100EX / 潤目鰯 (ウルメイワシ) / 小川大Angler: 小川 大
Field: 石川県 輪島沖
Date: 08/07/2008
Data: クロマグロ
Bait: SEGRO 110S Color: 片口鰯 (カタクチイワシ)
Bait: BM100EX Color: 潤目鰯 (ウルメイワシ)

前日の釣果にイマイチ納得できず、明くる日も輪島港諏訪丸さんに乗船してきました。昨晩は船長との作戦会議が長引き、少々二日酔い気味&寝不足での出船となりましたが、前日の午後から強く吹いた風も収まり、ベタ凪快晴のマグロ日和です。

当日の作戦は、時間帯とベイトによってルアーをローテーションするというもの。朝のうちに沸くナブラはおそらくベイトが10センチぐらいのカタクチイワシなので、抜群の飛距離と卓越した喰わせの力を併せ持つSEGRO110Sで勝負。そして、日が高くなるに連れて小さなベイトのナブラが起きるはずなので、それにはバリスティックミノー100EXのヘヴィシンキングチューンで挑みます。

ここで、各ルアーの特徴と改造方法、セッティング、簡単な使い方をご紹介させていただきます。

まず、SEGRO110S。
SEGRO110Sはここ能登半島輪島沖のマグロを狙って獲るために開発されたと言っても過言ではない、イワシパターンに特化したクロマグロ専用のシンキングペンシルです。私自身も開発の初期段階から携わってきた非常に思い入れの強いルアーです。

全長110ミリと小粒ながら42gのウェイトを有し(SEGRO110HSは52g)、抜群の飛行姿勢も手伝って、ストレスを感じさせないほどの飛距離を実現しています。フラットな面で構成した特徴的なお腹のデザインは、イワシパターンに有効な水平姿勢フラップフォールアクションを生み出します。

SEGROに合ったセッティングは、リングが前後とも#6、フックは前後ともカルティバST-66の#1/0です。アイとリーダーの接続はソリッドリングに同サイズのスプリットリングもしくはボウズリングの260ポンドをセットして使用しています。

SEGROの基本的な使い方は、ほっとけメソッドです。ナブラの進行方向を見極め、マグロが頭を出す先へキャストしてフリーフォールさせてください。10~20カウントで食わなければ、上方向に軽くジャーク&トゥイッチして再度フリーフォールさせます。それでも食わなければピックアップして、再度ナブラの先にキャストしてください。

輪島沖 クロマグロ

水面直下を早巻きするアングラーをよく見かけますが、「イワシのナブラはフォールで食わす」をしっかりと肝に銘じて試してみてください。フリーフォールにおいて、SEGROはフックを背負うことなく、綺麗に水平フォールしてくれます。もちろん、船が流されたり、ラインが風にあおられたりしている時は、ラインメンディングをしてフォール姿勢を乱さないような注意は必要となります。

続いて、バリスティックミノー100EXについて。
バリスティックミノー100EXはご存知の通り、バリスティックミノー100をベースにソルト用にファインチューンされたモデルです。ABSソリッド構造&ステンレス貫通ワイヤー仕様なので、強度面での不安はありません。

ただ、シーバスゲームを前提にセットアップされていますから、オフショアで使用するには少々改造が必要となります。

ますは、フックとリングの交換です。ノーマルのバリスティックミノー100EXは#4リング、ST-46#3がセットされているのですが、これを#5リング、ST-66#2にサイズアップします。これでクロマグロをはじめ、オフショアのターゲットにも対応できる仕様となります。

バリスティックミノー100EX 鉛チューン / SEGROバリスティックミノー100EXはボディ本体の重量が23gと、いささか軽く感じるかもしれません。近距離戦であればノーマルでも充分な飛距離なのですが、ことクロマグロのナブラ撃ちとなるとディスタンスが大きなアドバンテージになります。そこで、私の場合は対クロマグロナブラ撃ち用にウェイトアップチューンを施しています。

ウェイトアップチューンは、市販されている1ミリ厚の鉛シートを幅1センチにカットしてバリスティックミノー100EXのベリーに貼り付けています。バリスティックミノー100EXは、元々フォール姿勢、フォールアクション共に秀逸なルアーなので、バランスを崩さないよう注意しながら、貼り付けて下さい。
貼り付ける鉛の目安は、1センチ幅に切った鉛シートで、フロント(ベリーのアイとタイイングアイの間)に2センチ、リヤ(ベリーのアイとリヤのアイの間)に3センチほどです。このチューニングをすることでボディ本体の重量が約35gほどになると思います。ウェイトチューンを施したバリスティックミノー100EXは、その小さなシルエットと相まって抜群の飛距離を稼ぎ出してくれます。

クロマグロのナブラ撃ちにおけるバリスティックミノー100EXの使用方法は、SEGROと同じです。SEGROと並び、バリスティックミノー100EXウェイトチューンは私が絶対的な信頼を寄せるルアーです。ルアーをキャストするスポットが重要になりますので、パニック状態に陥らないよう、落ち着いてキャストできる状態を作ることこそが重要なのかもしれません。

では、釣行レポートに話を戻します。
ここ数ヶ月は毎週のように輪島に足を運んでいるので、状況は大体把握できているつもりです。8月に入ってからは潮流が早くなり、巻き網によるマグロ漁は鳴りを潜めている状態(潮が早いと巻き網ができないそうです)。巻き網船団の強烈なプレッシャーから解放され、ひと頃よりはマグロの沸きのコンディションも回復しています。

SEGRO、バリスティックミノー100EXと同じぐらいの信頼を寄せているのが、いつもお世話になってる諏訪丸のキャプテンです。私たちアングラーの意見を積極的に操船に取り入れてくれるので、気持ちよく釣りが楽しめます。実際、6月下旬に今年初のクロマグロが上がって以来、ハズレなしで連日マグロを釣らせているのですから、これは本当に凄いことだと思います。

船はいつものマグロポイントに到着。いつものようにレーダーと船上の全員の視線で鳥山を探します。この日も前日と同じような展開で、早い時間帯のナブラはルアーの入れ方と落とし方さえ間違わなければヒットに持ち込める感じでした。日が高くなるとやはり、難易度が上がり苦戦を強いられました。

クロマグロ / セグロ - 110S / 片口鰯 (カタクチイワシ)結果、前日と同じ、船中4本のマグロ釣果。出船前に立てた作戦はおおよそ通用し、サイズにこそ不満が残りましたが達成感は得られました。私は運よく2本をキャッチ。1本はSEGRO110Sの片口鰯カラー。もう1本はバリスティックミノー100EX潤目鰯カラーのウェイトアップチューンでした。

全体で6本もバラしてしまったので数が伸びませんでしたが、輪島沖のマグロの量は半端な数じゃないと思います。一日で10回近くのスーパーボイルに遭遇できるフィールドはそうそうはないと言えるでしょう。このごろは諏訪丸船長をはじめ、輪島港の漁師の皆さんの間では9月はおろか10月もイケそうだという話になっています。

今のところ、今期のレコードは50キロクラスですので、今度はそれを上回る大物に出会えるよう、私の輪島通いはまだまだ続きそうです。

クロマグロ / セグロ - 110S / 片口鰯 (カタクチイワシ) / 小川大

SEGROにて輪島クロマグロ

クロマグロ / SEGRO / 真鰯 (マイワシ)
Angler: 小川 大
Field: 石川県 輪島沖
Date: 08/06/2008
Data: クロマグロ、ガンド (ブリの若魚)
Bait: SEGRO 110S Color: 真鰯 (マイワシ)
Bait: BM100EX Color: 潤目鰯 (ウルメイワシ)

輪島港諏訪丸さんにて、輪島沖のクロマグロを狙ってきました。当日の天候は快晴と、マグロ狙いには最高の天気。午後からは風が強くなる予報でしたので、朝の時合に期待して5時に出船しました。

ポイントは約20マイル沖の瀬周りです。ここでは6月下旬よりクロマグロが姿を見せ始め、連日コンスタントに釣果が上がっています。

これまで毎年のようにクロマグロの回遊があったのですが、釣り方や遊漁のシステムが確立されていませんでした。今年は自分たちとマグロ仲間が諏訪丸さんに徹底的に通い込み、船長とのコミニケーションを取りつつ、ようやく釣果が出せるまでになりました。
ポイントに到着するなり、全員で鳥山を探します。船長はレーダーを駆使してはるか彼方の鳥まで探してくれます。レーダーにそれらしき反応が映り、全速で向かいます。多数の鳥が旋回しながらイワシの群れを探しています。1羽がダイブしたと思ったら、次から次に鳥たちが突っ込み始めました。ほぼ同時にマグロのジャンプが始まり、ナブラが出来始めました。

クロマグロ / SEGRO / 真鰯 (マイワシ) / 小川大船長はナブラの進行方向を見極め、ナブラを迎え撃つ形でアプローチできるように船を回します。周りは完全にスーパーボイルとなり、マグロはパニック状態。ここぞというところへキャストします。

すると、1投目からヒット。同船者もヒットさせ、船中では3人同時ヒットとなりました。

複数を同時にやり取りする際にはラインの角度に注意して、ライン同士が交差しないようにしなければなりません。いくら高強度のPEラインとはいえ、テンションが掛かった状態で交差すると、切れてしまうからです。

そこそこのファイトで上がったのは7キロクラスのメジでした。ヒットルアーは間もなく発売となりますSEGRO110Sの真鰯 (マイワシ)カラーです。

このSEGROはクロマグロ専用のシンキングペンシルとして、ここ能登半島は輪島沖をメインのテストフィールドとして開発されたルアーです。ベイトがカタクチイワシの時には驚異的なヒット率を誇る、かなり完成度の高いベイトです。

その後も何度かスーパーボイルが起き、船上はお祭り騒ぎとなりました。しかし、口切れによるバラシやシャークアタックなどで、思うようキャッチできず、非常に歯がゆい思いをしました。船長曰く、30キロ以上はあるだろうというマグロもヒットしましたが、ルアーを丸呑みされたのか、歯ズレによるリーダーブレイクとなってしまいました。

日が高くなるに連れ、ナブラの沸きが単発、短時間になり、厳しい展開になりました。 それでも船中の皆が協力して鳥山を探し、船長もポイントの周り中をチェックしてくれ、釣らせる心意気が伝わってきます。

ヒットに持ち込めないチャンスを逃し、半ば諦めモードになっていた頃、再び鳥が密集した広範囲のスーパーボイルが発生しました。ただし、朝と違ってベイトのサイズが5センチほど。そこで、ルアーをシルエットの小さいバリスティックミノー100EXにチェンジして臨むことにします。ルアーチェンジが奏功したのか、船中唯一のヒットは幸運にも僕のルアーに与えられました。

先ほどのメジとは異なるファーストランをかわし、ファイトに移行します。ファイト中にナブラはすっかり収まってしまい、船中の皆は「この1本を取ろう」と声を掛けてくれ、船長も船でフォローしてくれます。

クロマグロ / 小川大無事にネットに収めたのは20キロクラスのクロマグロでした。サイズはともかく、食わない渋いナブラから出せたので、達成感に満ち溢れる1本となりました。僕のファイト中には皆が協力してくれ、気持ちよくファイトすることが出来ました。

ヒットルアーのバリスティックミノー100EXは、ベリーに鉛を貼ってウェイトアップし、フックも太軸に交換しました。バリスティックミノーはもともとソリッドボディ&ワイヤー貫通なので、強度的には何ら問題ありません。

ローリングしながら水平姿勢を保ったままフォールするので、マグロをはじめ、カツオやシイラにも非常によく効くルアーです。場合によってはバリスティックミノー80EXも充分にオフショアで活躍してくれます。

昼を過ぎ、相変わらず食わないナブラに翻弄されながらも、必死にキャストを続けます。

すると、これまでとは雰囲気の違うナブラに遭遇。思い切ってナブラの芯にSEGROをキャストすると、一発でヒット。ですが、手応えが軽く、ランもありません。

メジロ (ワラサ) / SEGRO / 真鰯 (マイワシ)軽い突っ込みをかわし、姿を現したのはガンド (ブリの若魚)でした。ナブラにマグロのジャンプがなかったのでおかしいなとは思いましたが、ナブラの正体は青物だったのです。

こうして、2時の沖上がりまでに船中では4本のマグロ、5本の青物をランディングしました。船長の話によると、今年は例年になくイワシの群れが多いそうで、まだしばらくはマグロゲームが楽しめるだろうということです。

港で漁師さんに話しを聞くと、この分だとマグロは10月頃まではいるだろうとのことでした。更なる大物を求め、また諏訪丸さんで頑張ってみようと思います。

黒鮪専用ルアーSEGRO

以前より開発を続けてまいりましたクロマグロ専用のキャスティングプラグがようやく形になりました。
今回は製品の紹介をさせていただきます。

近年、急激に人気を集めているクロマグロのキャスティングゲームは、オフショアでは最高峰のターゲットとされています。中でも青森県大間崎沖や秋田県久六島沖では、数年前より遊漁船(漁船)での釣りが確立され、今ではクロマグロのキャスティングゲームがひとつのジャンルとして定着しました。

全国に目をやると他にも山口県見島沖、長崎県七里ヶ瀬、和歌山県紀北沖などが有名です。これらメジャーフィールドではトップシーズンの予約が取りづらいほどの盛況ぶりです。

SEGRO多くのアングラーたちが色々なパターンを突き詰めていった結果、このクロマグロのキャスティングゲームは、その時々のベイトフィッシュの状況によって釣り方が細分化され、それぞれに適したルアーがリリースされています。

この度NORTH CRAFTよりリリースさせていただく運びとなりました新製品「SEGRO (セグロ – )」は、その名の通りカタクチイワシ(セグロ)がベイトになった状況、いわゆる「イワシパターン」に特化したプラグです。

イワシパターンでは俗に言う「ほっとけメソッド」、つまりキャスト後のフォールで食わすという釣り方が非常に有効。
SEGROは、このイワシパターンに求められる性能を集約したクロマグロキャスティングゲーム イワシパターン専用プラグという位置づけです。

イワシパターンに有効なルアーのアクションとは、ボディを左右に揺らしながらの水平フォール。加えてボイルしているマグロの進行方向に正確に投げられる安定した飛行姿勢と飛距離も重要な要素です。
SEGROはボディ底部を面で構成して、フォール中の水の抵抗をローリング方向に逃がす設計をしています。結果、フックを背負うことなく、安定した水平姿勢を保ったままボディを左右にロールさせながらやや前方にフォールします。イワシボールに突進する、セレクティブになったクロマグロを確実にバイトへと導きます。

イワシボール

全長は110ミリで自重は42グラムと52グラムの2種をラインナップ。2種類のウェイトはフォールスピードが異なり、状況によって使い分けることができます。42グラムがSEGRO110S、52グラムはSEGRO110HSのネーミングでデビューします。

イワシボールが鳥山とマグロのボイルに挟まれてボイルがなかなか沈まない状況では、42グラムのSEGRO110Sをおすすめします。イワシボールの進行方向を正確に見極め、マグロの突っ込んでいるすぐ前方にキャスト、ややテンションフォール気味にゆっくりと見せるのが効果的です。

イワシボールこれに対してイワシの密度が低い、あるいは鳥が少ないなどの要因でボイルが長続きしない状況下では、52グラムのSEGRO110HSの出番です。

イワシの鱗が散らばっている周辺にキャストして30カウントほど沈めてみてください。イワシにありつけなかったマグロがSEGRO110HSを引ったくります。

レコードクラスを確実にキャッチできるよう、SEGROは構造線にもこだわりました。SEGROのボディ内部には線径1.6ミリの硬質ステンレス貫通ワイヤーを備えています。
あまり注目視されていませんが、このステンレスワイヤーも材質によって性質がまちまちです。NORTH CRAFTはSEGROに「SUS316」を採用しました。SUS316は素材自体が非常に硬く、強度に優れています。また、錆や腐食に強い、防錆性能に優れた材質でもあります。

ただし素材自体が高価であり、硬いが故に機械加工も困難な素材なのですが、至極のターゲット クロマグロが相手ですから妥協のない開発を進めてきました。

このSEGROの開発にあたり、もうひとつ温めていたのがクロマグロの新フィールドです。

石川県 輪島沖冒頭にも触れたように、メジャーフィールドの人気は過熱度を増すばかり。釣れはじめたという情報が入ってからでは予約すら取れないのが実情でしょう。

クロマグロがキャスティングで狙って釣れる新フィールドとは、NORTH CRAFTの地元石川県は輪島沖です。

輪島港では、今年6月に近年にないほどの大量のクロマグロが水揚げされました。このニュースは全国ネットで報道されましたからご存知の方も多いことでしょう。漁法はまき網漁なのですが、その漁場までは詳しく報道されませんでした。

クロマグロクロマグロが回遊するコースは輪島沖21マイルのポイントです。ここはジギングによるブリ、ヒラマサ、マダイの好漁場として名を馳せるポイントです。毎年のようにクロマグロが水揚げされる輪島港ですが、輪島沖で獲れたクロマグロは石川県内にはあまり流通せず、主に東京築地市場に出荷されますから輪島ブランドのマグロは地元ですらあまり名が通っていないのが実情です。

構想から1年半、マグロの大量水揚げに急かされるようにSEGROの開発を急ピッチで進め、馴染みの船長に船を出してもらうように交渉。船長自身もこれまで遊漁ではマグロを釣らせた実績はなく、意気揚々とはいきませんでした。

次回更新時にはテスト釣行の模様を詳しくお伝えします。楽しみにしてください。

SEGRO