
Angler: 岡崎 好伸
Field: 福井県 九頭竜川支流
Date: 09/26/2008
Data: シーバス 75cm、82cm、80cm
Bait: VICTORIA SS
Color: LRGO (レーザー赤金)
Color: KNS (コノシロ)
Color: AYU (アユ)
だんだんと秋めいてきた今日この頃、リバー・シーバシングも賑わいをみせてきた。
まだ本格的な落ち鮎パターンにはハマってないものの、最近の水温低下でアユの産卵も本格化してきている様子。
この産卵が終わり、子孫繁栄の役目を終えた全長約15cm~20cm半ば位のアユ達は体力を使い果たし、川の流れに身を任せ流れて行く。
このタイミングで不特定多数のシーバスは水面にぷかぷかと浮いているものにしか興味がなくなり、通常のリトリーブでの反応が著しく低下する。こうなると、フローティングミノーをアップにキャスト。そしてほっとく。という風な非常にもどかしい釣り方になっていく。一人では非常に退屈する釣りに…。
こういう時は複数での釣行が楽しい。真っ暗の漆黒の闇の中、横一列に並びキャスト。しばし釣り談義やらしてると、「シュボーン!」と捕食音! みんなで声あわせ「Hit ダレー??」、一人が「はいはいオレ!」みたいな釣りができてすこぶる楽しい。同じ‘プラッキング’でもいろいろな釣り方できるのが秋のシーバシングですね。
そんな初秋のリバーへ足を運んでみました。昨晩から明け方まで降り続いた雨で河川は増水、好条件かと思われたが、携帯で本流の水位計をチェックしてみると大した増水もなかったようで、小規模河川に狙いを絞る。まず日があるうちの夕方に下見を兼ねて行ってみることに。
河川を見るとやはり、小規模河川だけあり増水傾向。早速、竿を出してみることに。このポイントは、12、3mくらいの川幅で足元は川と平行に5mほど護岸してあり、川奥にはブッシュが絡む。時間があまりないためピンで狙い撃ち。そのピンとは足元の壁際。釣りやすい魚こそ、そこにいる。
まずは壁際と平行にダウンでキャストする。もちろん結ぶルアーは「ヴィクトリアSS (レーザー赤金)」。薄暗くなってきたが、少しでも光量があれば僕はこのカラーを選択する。逆引きでも当たり前のように水面から飛び出さず、かつアピールしすぎないアクションはこのルアーの持ち味の一つ。
リトリーブ開始。ハンドルを1回転、2回転で「グググッ!」 っと反応あり。あまりにもすぐに魚からの反応があり、僕の反応が追いつかずフッキングするのを忘れました…。増水後の太い流れに乗り、シーバスはどんどん下流に走っていく! 待ってくれと、自分も足場の悪い中、下流側移動しながら対応。
息も絶え絶え捕獲したのは75cmの丸太のようなプリップリのナイスなシーバス。綺麗な魚体にチアノーゼ寸前ということも忘れ見とれてしまった。体力のなさに自問自答し、少しポイントを下流域に移し、ナイトゲームで再開することに。
夜10時。夕方訪れたポイントより約5kmほど下ったスポットへ。ここは某橋。橋の外灯が水面に明暗を作り出すナイトシーバスの基本的なポイントだが実績はトップクラス。そこでも「明暗と流芯」「流芯と橋脚」の各ピンがリンクするポイントに実績が高い。
川の状況はというと、流れ水量とも通常の1.5倍程度あるものの、水色は適度な濁りにかわっていた。やはり、小規模河川のため、増水するのも早いが治まるのも早い。まずルアー選択。濁りがあればチャート系を選ぶのがセオリーとされているが、僕は逆にこういう高活性が期待できる場所ではナチュラル系を選択する。
その理由はというと、チャート系は水中で目立ち、結果が早くでてくれるが、ポイントに複数の魚がいた場合スレやすく、連発しにくくなる。ナチュラル系なら派手すぎるアピールもなく、同じポイントに魚がいたとしても見切られにくく、複数の魚にフレッシュアピールできるのではないかと考える。なので僕はまず ナチュラル系 → チャート系 とローテンションさせ、これに動きの違うルアーをおりまぜていく。独自の雑学なのですが…。
早速キャスト開始。装着ルアーは僕が絶大な信頼を寄せている「ヴィクトリアSS」。カラーは「コノシロ」。流芯奥にキャストし明暗付近、橋脚付近と角度をかえながらかつリトリーブスピード、トゥイッチ等を織り交ぜながら数パターンのラインの通し方で反応をみてみる。
数投目、アップにキャストしスローにリトーブ。明暗の暗でドリフトの頂点にルアーが達した時、鈍いアタリがロッドを通し伝わる。瞬時に体が反応しアワセが入る。ロッドがバット付近からブチ曲がるが、いっこうに生命反応が伝わってこない。
約2秒後。振り幅の大きいヘッドシェイクが始まる! fish・on!
1stラウンド開始。夕方に味わった引きより川の流れも手伝い数段強い暴力的な引き! 強めのドラグ設定にもお構いなしにどんどんラインは絞り出され、たまらずスプールを押さえテンションをかける。やっと引きが止まり、魚の頭を上流に向ける。ここから残り数メートルまでは難なく寄ってきたのだが、ここから2ndラウンド開始。
水面にそのBig Faceを出し「ゴォバババ!」。
また下流に走りだすも、ファーストランほどの引きもなく、あとはすんなり寄ってきてノックアウト。地べたに這いつくばりながらランディングし、久々のランカーサイズGET! 82cm。
しかし、これはまだ序章に過ぎなかった…。
ブツ持ち写真を撮るべく釣友にTEL。数分で現着できるとのことで、蘇生させてストリンガーに。手には先ほどの余韻が残り、半分ニヤケ顔で釣り再開。今度は「ヴィクトリア・アユ」にチェンジ。
そして、喜劇は起こった! ランカーをゲットした時と全く同じライン、同じアタリ方。デジャブか? そう思えるほど同じシュチュエーション! そして、Fight開始。
引きも先程と変わらずトルクフル! エラ洗い時に見せる顔もこれまたゴツイ! ヴィクトリアもガッツリ掛かっているのも目視でき、終始冷静にやり取りしてランディング。メジャーを当てるとこれまたランカーの80cmジャスト。正直唖然としてしまいました。
一晩に、しかも同じポイントでのランカー連発。これからのBIGシーバスシーズン、貴方のいつも通うフィールドは水面下で数匹の80UPが乱舞してるかもしれませんね。そして、僕に多大な釣果をもたらしてくれているノースクラフト社のルアー達に感謝です。

Category: FIELD REPORT, NEWS by okazaki
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